地域のランドマーク・高層ビル・大規模公共工事からコンクリート造りの一軒家まで、コンクリート建造物を作る際に
必ず必要になるのが、型枠工事です。建物の躯体を取り扱う為、施工主であるゼネコンの担当者の方とも
密に連絡を取り合い、現場を仕切っていく大事な仕事です。
建物の強度にも直結するため非常に繊密に計算された図面を作成する能力はもちろん、
実際の現場で誤差±3ミリ以内に再現する高度な技術が求められます。
型枠を施工して、コンクリートを流して、型枠を外す一連の作業だけを単純に見ると、
退屈な印象を持たれるかもしれませんが、個々の建物において同じ条件、構造は一つとしてないため、
クリエイティブな想像力や臨機応変に対応する豊富な経験や技術力が必要な業務でもあります。